2021-06-10 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
今言われた金銀パラジウム、これ以前からもうずっと言われておりまして、年二回にこれ改定をさせていただいたんですが、それでも厳しいというようなお声をいただきました。
今言われた金銀パラジウム、これ以前からもうずっと言われておりまして、年二回にこれ改定をさせていただいたんですが、それでも厳しいというようなお声をいただきました。
その上、さらにこの二年間、歯科の現場の経営悪化の大きな原因の一つが、歯を削って詰めたり上にかぶせたり、またブリッジにしたりすると、金属ですね、特殊な金属、金銀パラジウム合金といいます、これ政策合金ですけれども。
あとは自動車の排ガス触媒に使われるパラジウム、これはロシアですね。こうしたものが大変クリティカル、重要度が高いという資源になっております。 逆に、二重丸のもの、これは関係国と連携しながら今後も安定的に供給確保できるんじゃないかという資源もありますが、これは比較的ベースメタルなどに多くございまして、ベースメタルというのは銅とかそういう資源でございますけれども、そういうものに多くなっております。
パラジウムがむちゃくちゃ高くなっていますね、副大臣。金もむちゃくちゃ高くなっています。相場として、八月二十四日で、一グラム、金が七千二百八円、パラジウムは七千九百七十円です。パラジウムに至っては、ことしの二月二十八日に一万円を超えていますね、一万九百二十三円。こういった貴金属は歯科医療にとって不可欠なんですね。
金銀パラジウム合金を含む金属材料につきましては、まず、二年に一度の診療報酬改定の際に販売価格あるいは購入価格の調査を行っておりまして、実勢価格の加重平均値で告示価格を算出いたします。
歯科材料における金銀パラジウムの合金の逆ざや問題についてお聞きします。 資料の六、御覧ください。歯科材料における金銀パラジウムは診療報酬において今どのように算定しているのか。時間がないので、もう併せて伺います。実勢価格との間に乖離が生じていると、資料御覧いただければ明らかです。どのようにこれから考えていかれるおつもりでしょうか。
歯科用貴金属につきましては、その素材である金やパラジウムが市場価格の変動を受けやすいことから、通常二年ごとに行われます診療報酬改定に加えまして、六カ月に一度の四月と十月に、素材価格の変動幅がその時点の告示価格のプラスマイナス五%を超えた場合に随時改定を行ってきたところでございます。
続いて、歯科治療の金銀パラジウム合金の逆ざや問題について伺います。 国会では、各党からこの質問が出されているところであります。歯科の治療に欠かせない金銀パラジウム合金の高騰がとまりません。そのために、歯科医院が購入する金パラの価格と保険償還金額との間に大きな差が、いわゆる逆ざやが生じて、歯科医院の経営を圧迫しています。 資料をお配りしています。保険医の団体、保団連の最新の資料であります。
コロナの影響もあって、例えばパラジウムの鉱山が閉鎖、閉山するというような措置がとられた場合に、これはパラジウムの価格が高騰することもあり得ますよね。どうなんですか。今何か落ちつきを見ていると言いましたけれども、逆に高騰する要素だってあるんじゃないですか。
○国務大臣(加藤勝信君) このパラジウム合金を使うべきかどうかというのはちょっとこっちへ置いておいて、価格の話だということでありますけれども、特にこれ、すごい価格の高騰がどんどん出てきて、半年ごとに見直すことになっているんですが、見直したら更に価格が上がるという、まあ追いかけっこしているという状況、そのことを御指摘だったと思います。
前の質問のときにもちょっと積み残しで質問したままになっていたんで、パラジウム合金の価格が市況と大きく異なるとき六か月ごとに見直すんだということでしたけれども、この見直しをもうちょっと頻繁にする、そういったことはできないのかどうか、いかがでしょうか。
金銀パラジウム合金を含みます歯科用貴金属につきましては、その素材であります金、パラジウムが市場価格の変動を受けやすいことから、通常二年ごとに行われる診療報酬改定に加えまして、御指摘のとおり、六か月に一度、歯科用貴金属の素材価格の変動幅がその時点の告示価格のプラスマイナス五%を超えた場合に随時改定を行っております。
ちょっと時間がないので、ちょっと健診の話とか医科歯科連携のことを聞きたかったんですが、ちょっと喫緊の課題の金パラ、金銀パラジウム合金のことをちょっとお聞きしたいと思います。 これ、現場の先生方、今本当に大変なんですよ。もうこれは大変厳しい言葉を掛けられますよ。もうここで言えないぐらい厳しい言葉を掛けられましてね。 これ、資料四のグラフ見てください。
まず、金銀パラジウム合金を含む歯科用の貴金属につきましては、その素材である金、パラジウムが市場価格の変動を受けやすいということで、通常二年ごとに行われる診療報酬改定に加えまして六か月に一度の随時の改定を行ってございます。 通常、二年の診療報酬改定では、今回でいいますと令和元年九月取引分の市場価格につきまして、販売価格、購入価格調べて告示価格を算出しております。
○三ッ林分科員 ぜひ早急な対応をお願いしたいと思いますし、価格見直しの制度、診療報酬改定以外に六カ月ごとに五%以上実勢価格が高かった場合に見直しをするということですけれども、この見直しの制度も十分検討していただきたいと思いますし、また、代替材料の普及、こういったことの整理や、現行のパラジウムフリーの材料の整理、こういったことをぜひ総合的に検討して、地域医療を担っている歯科医の先生方に安心を持ってもらうために
次の質問ですけれども、パラジウムのことなんですけれども、歯科の歯冠修復及び欠損補綴に用いられるパラジウム、これが大幅に今高騰しております。歯科医療機関の経営に多大な影響を及ぼしている状況なんですけれども、過去二十年間でまれに見る高騰に対して、国民の口腔の健康維持を担っている歯科医の先生方が大変心配しています。
金銀パラジウム合金を含みます歯科用貴金属につきましては、その素材であります金やパラジウムの価格が変動しやすく、現在の金銀パラジウム合金の市場価格は告示価格を上回っております。いわゆる逆ざやの状態であることを認識いたしております。 このため、まずはでございますけれども、令和二年度の診療報酬改定におきまして、市場実勢価格を踏まえた歯科用貴金属価格の改定を行うことといたしております。
○神田政府参考人 歯科における化学物質過敏症等の対応についてのお尋ねでございますけれども、特に歯科治療に使用される歯科材料等に関するものにつきましては、例えば金属アレルギーがあるような方については金銀パラジウムではなくてレジンですとかほかの材料を使うというような対応がされておりまして、患者の状況に応じて歯科医師が適切に使用しているものと考えておりますけれども、先ほどから御指摘ございますように、現在、
このような中、今御指摘をいただきましたImPACTの藤田プログラム、核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化というプログラムでございますが、このプログラムでは、高レベル放射性廃棄物中に含まれる、半減期が十万年を超えるパラジウム107等の四つの長寿命核分裂生成物、今委員の方からLLFPというお話がございましたが、これを取り出して、我が国が研究開発をリードしております加速器技術を用いて、それら
実は私、今回の質問に当たって藤田玲子先生がわざわざ私の事務所に来てくださいまして、全部、一から説明してくださったんですけれども、今ちょっと補足させていただきますと、やはり分離というところが結構難しいということで、一九八〇年代に確立された偶奇分離法というのがあるんですけれども、それをさらにブラッシュアップさせたのをここで開発して、まず、パラジウム105というのを同位体の中で分離するということも成功されています
特に、LLFPは主な核種が七種ございまして、沃素、テクネチウム、すず、パラジウム、ジルコニウム、セシウム、セレンだったと思うんですけれども、そのうちの一つがパラジウムです。そのパラジウムを今回実験したわけです。 このImPACTが始まったのがたしか二〇一四年後半だと思うんですが、一八年から実験ということです。
ただ、一方で、いろいろと現場を聞いておりますと、最近も歯科医の先生方と話しておりましたら、パラジウム合金の上がり方がちょっと半端じゃなくて、なかなかこれが使えないというような、そんな悲鳴にも似たような声もお聞きをいたしております。
その中で、レアメタルの、幾つか種類がありますけれども、タンタル九・四%、パラジウム三・一%、アンチモン一・五%、それ以外は一%未満と。これは含有量でありますから、それをまた有効利用しようとするともっと低い数字になるんだと思っておりますが、私は、これをぱっと見て一番最初に感じた印象は、非常に少ないなというふうな印象を持ちました。
これは、例えばパラジウムとかアンチモン等でございます。これらにつきましては、この法律の施行に伴いまして大いにこの回収の効果が期待できるのではないかというふうに我々期待しております。 一方、それ以外のレアメタルにつきましては、現状の分離・回収技術ではなかなか回収が困難であるということもまた事実でございます。
○友近聡朗君 パラジウム、アンチモン以外の、レアメタル以外の分離、回収というのがなかなか今難しい状況にあるというような御答弁だったと思うんですが。
この法案に基づくリサイクルでは、鉄、アルミニウムはもちろんのこと、金や銀といった貴金属、さらには銅などのいわゆるベースメタルというものに加えまして、パラジウム、アンチモンなどの、他の有用金属の回収工程において同時に回収することが可能なレアメタルについては、ぜひとも回収を進めてまいりたいと考えております。
○伊藤政府参考人 この法律に基づきましてどういったものを回収していくのかということにつきまして再資源化の基準を設けたいと考えておりますが、その中では、鉄、アルミニウムはもちろんのこと、金や銀といった貴金属、それから銅などのいわゆるベースメタル、これに加えまして、パラジウムあるいはアンチモンなどといった、他の有用金属の回収工程において同時に回収することが可能であるレアメタル、こういったものも含めて、今後
○伊藤政府参考人 本法案において再資源化をしようというふうなものはどういったものを想定しているかということでございますけれども、まず、鉄やアルミニウム、これは当然含まれますし、金や銀などの貴金属、あるいは銅、鉛、亜鉛などのベースメタル、それから、コバルト、アンチモン、パラジウム等のレアメタル、こういったものを再資源化していきたいというふうに考えております。
その当初の歯科材料料の引下げは、これはマイナ〇・〇八%と推計しておりましたけれども、それを検証する今御指摘だと思いますけれども、歯科用貴金属の告示価格は、これは御案内のように二十一年四月が六百三十八円、金銀パラジウム合金ですけれども、パーグラム、それが二十二年四月が六百十九円、二十二年十月が八百二円となっております。
また、小型電気電子機器に含まれるレアメタルや貴金属の含有実態につきましては、携帯電話、カーナビ、ゲーム機などに比較的高濃度で含有されており、これらに加え、デジカメ、DVDプレーヤーといった金属の含有量が明らかとなっている十四品目について、国内において使用済みとなったものが全て回収された場合、パラジウムでは国内総需要の二・四%、タンタルでは四・四%、金では二・九%に相当する量が含まれていると、こういう
ただ、問題は、これを眠らせておいたら意味がないわけでありまして、この都市鉱山の開発ということで、これは現に経済産業省と環境省で昨年十一月から三カ月間、使用済み携帯電話回収の実証事業というのを実施されて、三カ月で五十六万台を超える携帯電話を回収して、パラジウムなど多くの金属を回収する成果を上げておられるんですね。
私も環境副大臣のときに秋田の小坂製錬所を見てまいりましたけれども、もともとこれは、百年以上にわたって我が国には鉱山技術がある、その技術を利用して、そこで多量の携帯電話からの金やインジウム、パラジウムとか、そういうレアメタルの回収が行われております。 小泉政権のときにスリーRイニシアチブというのがございました。
御案内のように、携帯電話には、金ですとか銀、パラジウム、ネオジムといったような、天然鉱石を上回る濃度の金属が含まれているということでありまして、もちろん携帯電話の各企業が自主回収の努力はしておりますけれども、回収率がなかなか上がらないということも一方で聞いております。 なかなか、企業に返した方がいいという意識が国民の間でもまだまだ広がっていないんじゃないか。
この携帯電話の中には金やレアメタルが高い割合で含まれてございまして、機種あるいは製造年により異なりますものの、例えば携帯電話一台当たりでございますと、金が約〇・〇三グラム、パラジウムが約〇・〇一グラム、レアアースが約〇・二グラム含まれているということになってございます。
お尋ねの歯科用貴金属材料につきましては、金、銀、パラジウムといった素材の市場価格の変動を保険償還価格に反映させやすくするために、六カ月ごとに貴金属の市場価格に連動して保険償還価格を変動させる仕組み、これを平成十二年四月に導入したところでございます。具体的には、お話ありましたとおり、六カ月ごとに、変動幅が一〇%を超えた場合に、歯科用貴金属材料の保険償還価格の改定を行うこととなってございます。
虫歯の治療で歯に詰め物やかぶせ物をしますが、使う金属の大半は、保険で適用が認められている金銀パラジウム合金という金属であります。この金属は、金、銀、パラジウムの国際的な市場価格の変動で非常に大きな影響を受けるわけであります。
しかしながら、現時点では、チタンとかセラミックとかレジン等について、その代替性についての検討も行っておりますが、金銀パラジウム合金と比べると、やはり金銀パラジウム合金の方が臨床性能がすぐれておりまして、代替する歯科材料の臨床応用という観点では、操作性、耐食性、機械的性質などの確保においてまだ課題が残されているところでございます。